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勉強法

勉強の見える化・段取り八分仕事二分を勉強に生かす

段取り八分・仕事二分

段取り八分・仕事二分という言葉があります。段取りは仕事の準備という意味です。仕事を上手くやり遂げることができるとき、実際に仕事を行う時間は全体の2割程度で、8割は仕事の準備に充てられるという意味です。仕事において準備がいかに大切かを表した言葉です。
ここでの準備というのは、以下の通りです。
1.目標を立てる
2.期限を設ける
3.どんな作業を行うかをリストアップする。
4. 作業を整理する
5.作業手順を決める
6.作業を行う
7.作業を評価し、作業のやり方を修正しつつ作業を進める

段取り八分・仕事二分の勉強への適用

これを勉強に適用してみます。
1.目標を立てる・・・高校受験になります。
2.期限を設ける・・・高校入試の実施日がこれにあたります。
3.作業をリストアップする・・・行うべき勉強をリストアップします。
4.作業を整理する・・・勉強のやり方を練ります。単語帳を作るとか、どの問題集を使用するとかです。
5.作業手順を決める・・・リストアップした学習項目の優先順位を決めます。
6. 作業を行う・・・勉強を進めます。
7・作業を評価し、作業のやり方を修正しつつ作業を進める・・・普段の勉強での小テストの結果や実力テスト成績によって自分の弱点を確認し、勉強のやり方を修正しながら勉強を進めます。

勉強は段取り8分とまではいきませんが、実際の勉強以外の部分もきちんと行った方が効率の良い勉強になります。

勉強の見える化

そして、こうした段取りと実際の勉強において重要なのが、勉強の見える化です。
上記の準備と実際の勉強の流れで、見える化する部分は、行うべき学習項目のリストアップ、勉強のやり方の書き出し、リストアップした学習項目の優先順位、弱点の確認です。これらをノートに書きつけながら勉強をするのです。
行うべき学習項目のリストアップは「新研究」や「整理と対策」の目次などを使うと良いでしょう。そして、優先順位は、既に学習した項目で苦手なところを先にやるといいでしょう。
評価も大切です。自分で小テストをやってみて、理解や定着が行えているか確認し、行えていなかったら、リストに追加します。
すなわち、勉強の見える化とは、やるべき学習項目と、弱点である学習項目を、どのような手順でどのようなやり方で書いていくことです。