自由研究・卵のからを酢につけた実験をやってみた
卵のからを酢につけるとどうなるか、実際にやってみた
卵を酢に入れて、からの変化を観察する
今回は、卵のからを酢につけるとどうなるのかを実際に調べてみました。
卵のからはかたく、手で押しても簡単にはつぶれません。
しかし、卵のからは酢と反応して、少しずつ変化するそうです。
本当にからが変化するのか、時間ごとに観察してみました。
今回用意したもの
- 生卵
- 酢
- 透明なコップ
- ラップ
- スプーン
- 記録用紙
- スマートフォン
卵は普通の生卵を使いました。
容器は、横から様子が見えるように透明なコップを使いました。
実験前の予想
実験前には、卵のからから泡が出て、少しずつからが薄くなると予想しました。
酢は酸性なので、卵のからと反応するのではないかと考えました。
ただし、卵の中身まで完全に流れ出すのではなく、薄い膜が残って、やわらかい卵になるのではないかと予想しました。
実験の方法
まず、透明なコップに生卵をそっと入れました。
次に、卵が全部つかるくらいまで酢を入れました。
酢を入れたあと、容器の上にラップを軽くかけました。
そのまま室内の安全な場所に置き、時間ごとに卵の様子を観察しました。
観察した時間は、実験開始直後、30分後、1時間後、半日後、1日後、2日後です。
実験開始直後の様子
酢を入れた直後の卵は、見た目には普通の卵とほとんど同じでした。
しかし、しばらくすると、卵のからの表面に小さな泡がつき始めました。
泡は卵の全体から少しずつ出ているように見えました。
この時点で、卵のからと酢が何か反応しているのではないかと思いました。
30分後の様子
30分後には、卵の表面にかなり多くの泡がついていました。
コップの中にも小さな泡が浮いていました。
卵のからの色は、まだ大きく変わっていませんでした。
ただ、表面が少しざらざらしてきたように見えました。
1時間後の様子
1時間後には、泡の量がさらに増えていました。
卵の表面にびっしり泡がつき、酢の中にも白っぽいにごりが少し見えました。
卵を動かさなくても、泡が自然に出ているのがわかりました。
からが少しずつ変化しているように感じました。
半日後の様子
半日後になると、卵の表面の見た目がかなり変わってきました。
からの表面が白っぽくなり、少し薄くなっているように見えました。
酢も少しにごっていました。
スプーンでそっと卵を動かすと、表面の感じが最初よりなめらかではなく、少し弱くなっているようでした。
まだ卵の形はしっかり残っていました。
1日後の様子
1日後に観察すると、卵のからはかなり変化していました。
最初のようなかたいからの感じが少なくなり、表面がやわらかくなっているように見えました。
酢の中には白いにごりがあり、卵のまわりにも細かい泡が残っていました。
スプーンでそっと持ち上げようとすると、普通の卵よりもやわらかく感じました。
強くつかむと破れそうだったので、手では持たずにスプーンで観察しました。
2日後の結果
2日後、卵をスプーンでそっと取り出してみました。
卵のかたいからはほとんどなくなっていました。
表面には薄い膜のようなものが残っていて、卵全体がぷよぷよしていました。
最初の卵より少し大きくなったようにも見えました。
光に近づけると、中の黄身のような色が少し透けて見えました。
結果として、酢につけると卵のからは溶け、ぷよぷよした卵になることがわかりました。
結果のまとめ
| 時間 | 卵の様子 | 気づいたこと |
|---|---|---|
| 開始直後 | 普通の卵 | 少しずつ泡が出始めた |
| 30分後 | 表面に泡が増えた | からと酢が反応しているように見えた |
| 1時間後 | 泡が多くなった | 酢が少しにごり始めた |
| 半日後 | からの表面が白っぽくなった | からが弱くなっているように見えた |
| 1日後 | からがかなり薄くなった | 卵がやわらかくなった |
| 2日後 | からがほとんどなくなった | ぷよぷよした卵になった |
泡が出た理由
卵のからから泡が出たのは、卵のからと酢が反応したためだと考えられます。
卵のからは、主に炭酸カルシウムという成分でできています。
酢には、酢酸という酸性の成分が含まれています。
炭酸カルシウムと酢酸が反応すると、二酸化炭素という気体が発生します。
その二酸化炭素が、卵の表面の泡として見えたと考えられます。
からがなくなっても卵の形が残った理由
2日後の卵は、かたいからがほとんどなくなっていました。
しかし、中身が全部流れ出ることはありませんでした。
これは、卵のからの内側にある薄い膜が残っていたためだと考えられます。
この膜が卵の中身を包んでいたため、卵はぷよぷよした形のまま残りました。
卵が少し大きく見えた理由
観察していて面白かったのは、卵が最初より少し大きく見えたことです。
これは、酢や水分が卵の膜を通して中に入ったためかもしれません。
卵の膜は完全に何も通さないわけではなく、水分などが少しずつ出入りすることがあります。
そのため、卵の中に水分が入り、少しふくらんだように見えたと考えられます。
今回わかったこと
今回の実験で、卵のからを酢につけると、からが少しずつ溶けることがわかりました。
酢につけた直後から泡が出始め、時間がたつにつれてからが薄くなりました。
2日後には、かたいからがほとんどなくなり、ぷよぷよした卵になりました。
これは、卵のからに含まれる炭酸カルシウムと、酢に含まれる酢酸が反応したためだと考えられます。
自由研究としてまとめるポイント
この実験は、時間ごとの写真を撮っておくととてもわかりやすくなります。
実験開始直後、30分後、1時間後、半日後、1日後、2日後の写真を並べると、からが変化していく様子がよくわかります。
また、泡の出方、酢のにごり、卵のやわらかさなどを記録すると、観察内容がくわしくなります。
考察では、「卵のからの成分」「酢の酸性」「二酸化炭素の発生」という3つをつなげて書くと、理科の自由研究としてまとまりやすくなります。
注意したこと
卵を取り出すときは、手で強く持たず、スプーンを使いました。
からがなくなった卵はとてもやわらかく、強く押すと破れそうだったからです。
また、実験に使った卵は食べず、観察用として扱いました。
酢のにおいがするので、実験中は換気にも注意しました。
まとめ
卵のからを酢につけると、からの表面から泡が出て、少しずつからが溶けていきました。
2日後には、かたいからがほとんどなくなり、薄い膜に包まれたぷよぷよした卵になりました。
泡が出たのは、卵のからに含まれる炭酸カルシウムと、酢に含まれる酢酸が反応し、二酸化炭素が発生したためだと考えられます。
身近な卵と酢だけで、化学反応を観察できる自由研究になりました。