模試の結果を見るとき、多くの人は偏差値や判定に目が行きます。

もちろん、偏差値や判定は一つの目安です。しかし、模試で本当に大切なのは、結果を見て終わることではありません。

模試は、次に何を勉強するかを決めるための材料です。

偏差値だけで終わらせない

模試の判定がよかった場合でも、安心して終わるのではなく、どこで点を取れたのかを見ます。

反対に、判定が悪かった場合でも、落ち込んで終わるのではなく、どこで点を落としたのかを見ます。

模試の見直しで大事なのは、点数を感情で受け止めることではなく、次の勉強に変えることです。

見るべき場所

まず、正解した問題と間違えた問題を分けます。

次に、間違えた問題をさらに分けます。

時間が足りなかったのか。知識がなかったのか。問題文を読み違えたのか。途中までは分かっていたのか。まったく手が出なかったのか。

この分け方によって、次にやる勉強が変わります。

解けたはずの問題を探す

模試で特に大事なのは、解けたはずなのに落とした問題です。

これは、少しの見直しや練習で得点に戻しやすい部分です。

計算ミス、読み落とし、時間配分の失敗、語句の勘違いなどは、次の模試や入試で点数に戻せる可能性があります。

まったく分からなかった問題の扱い

まったく分からなかった問題は、すぐに全部できるようにしようとしなくてよいです。

まず、その問題が今の自分にとって必要な問題かどうかを見ます。

基本問題なのか、標準問題なのか、難問なのか。それによって、戻る場所が変わります。

模試後に作るもの

模試を受けたあとは、間違えた問題をすべて同じ扱いにしません。

次に解けるようにしたい問題を選び、短いリストにします。

そのリストには、教科名、問題番号、ミスの種類を書きます。

模試の結果を勉強に変えるとは、点数を見ることではなく、次の一週間、一か月で何を直すかを決めることです。

まとめ

模試は、判定を見るためだけのものではありません。

できた問題、できなかった問題、解けたはずの問題、まだ手を出さなくてよい問題を分けるための材料です。

模試の結果を見たあとに、次にやることが決まっていれば、その模試は勉強に変わっています。