指導の方針と理念

指導方針

 

勉強をしなければならないという思いを大切にする

「勉強への意欲は低いけれども、勉強をしなければならないという思いはある」という生徒や、「勉強をしなければならないという思いは弱いが、それでも最近になって、勉強をしなければならないという思いが芽生え始めた」という生徒は、「自分は今、学力が大きく伸びていく道のりのスタート地点に立っているのだ」と考えてよいです。
自ら進んで勉強に取り組むことで成績は上がるものなのですが、「勉強はやりたくはないが、やらなければならないという気持ちがあるのでやっている」ということでも成績は上がります。やらならければならないという気持ちが強ければ、十分に成績は上がります。
なぜなら、やらなければならないという気持ちが強ければ、勉強のやり方も当然、しっかりしたものになるからです。しっかりとしたやり方で勉強をすれば、自ずと成績は伸びます。

ですから、勉強への意欲が弱くても、勉強をしなければならない気持ちが芽生えたら城東進学会に問い合わせてください。城東進学会は、そうした芽生えを大切にしつつ、生徒に寄り添い、生徒の学力を育んでいきます。

 

勉強をしなければならないという思いのない生徒

勉強への意欲はなく、勉強をしなければならないという思いもないという子どもらもいます。こうした子どもらは、保護者に言われて仕方なく入塾するようです。ですから、塾の授業でも、問題を解かずにぼーっとしがちになります。
けれども、そんな生徒らでも勉強をしなければならない気持ちが芽生え、勉強に取り組むようになることがあります。
そのやり方は、面談を繰り返し行い、勉強をしなければならないという思いを少しずつ育てていくというものです。
城東進学会は、勉強意欲も低く、勉強をしなければならない気持ちもない生徒の入塾については、入塾直後から、生徒との面談を週に1度のペースで何度か行います。それによって、勉強をしなければならないという気持ちを育てていきます。

 

指導の理念

 

勉強に対してネガティブな感情を持たない

学ぶことに対する生徒の思いが、ネガティブにならないことを、生徒への学習指導の基礎としております。このネガティブというのは、勉強が嫌いというのとは違います。自分は勉強をやったところでできるようにはならない、自分には勉強は向いていないという思いをさします。

 

学習の理解定着の能力には差がある

確かに、学習内容の理解定着の力には能力差があります。初めて習う事柄でもすぐに理解でき、暗記もたやすくできる生徒もいれば、理解の段階で苦労する生徒もいます。
けれども、「他の人が1時間で身につくことが、自分には2時間も3時間もかかる。しかも、他の人より苦労したところで、他の人と同じ程度にできるようにもならない。自分には勉強は向いていない」と考え、勉強への努力を放棄してしまうのはよくありません。
自分の学習の歩みが遅くて、他の人が10歩進むところ、自分が1歩しか進まないとしても、1歩は進んでいるのです。

 

たくさんの努力を重ねての1歩には深い意義がある

その小さな1歩は、他の人の10歩と同等に意義のあるものです。そして、他の人が10の努力量で10歩進んだところを、自分は20の努力量で1歩進んだというのなら、その1歩の方がずっと尊敬に値します。子どものときは、どんな成果をあげたのかよりも、成果をあげるためにどれだけの努力をしたのかを見つめたほうがよいと、城東進学会では考えております。
なぜなら、たゆまず努力し続ければ、学力は着実に伸びていくからです。学力の伸びは難関大学に進学できるほどのものではないかもしれませんが、「勉強が苦手だった」とか「自分は頭が悪い」などの勉強に対する劣等感が払拭でき、「最初は勉強は苦手だったが、努力したらまあまあ得意といえるぐらいにはなった」というように、勉強への自信を手にすることができるようになります。もちろん、人によっては、別人かというほど学力が大きく伸びる生徒もいます。

他に、たゆまず努力し続けることの意義は、自分自身に対して自信がもてるようになることです。「勉強が苦手で、他の人よりも多くの努力を重ねたが、学力の伸びはわずかだった。けれども、勉強を放棄せず、取り組み続けた」「苦手なものさえ、これだけ頑張れたんだから、他のことなら自分はしっかりとやりきれることができる」、苦手な勉強での努力は、そういった思いを育ててくれるからです。

 

子どもたちの努力を大人たちが評価し、応援する

とはいっても、小中学生の年齢の子どもたちが、周囲の誰からも応援されず、苦手な勉強を続けることは無理でしょう。子どもたちの努力を高く評価し、応援してあげられる大人が必要でしょう。城東進学会はその役割を担う存在でありたいと考えています。学習への生徒らの取り組みを、成果だけではなく取り組みの姿勢によっても評価します。勉強が苦手な生徒に対しては、生徒の取り組みの姿勢の方を特に重要視し、成果がなかなか上がらなくても、努力が継続するように導きます。

 

勉強が苦手な子どもの成長

勉強が苦手な子どもについて、例えば次のような物語が考えられます。
1人の中学生がいたとします。その中学生は、勉強が苦手で、他の生徒のようには、学習内容をすらすらと理解できません。家庭で勉強を頑張って、ようやく理解ができます。学校の宿題も他の人より時間がかかります。それでも、試験の成績は他の人よりも悪い。そして、試験の成績が悪いと必ず親に怒られます。

子どもの成績を憂いて、親はある学習塾に通わせます。その学習塾の講師は、中学生の成績が悪くても叱りません。学習内容の理解に時間がかかっても苛々しません。(少しばかり嘘です。苛々することはあって、その苛々で中学生を少しばかり怯えさせます。けれども、講師は自分がつい苛々してしまうことを、苛々するたび必ず中学生に謝っています。)
講師は、この生徒の努力に注目し、大いに誉めます。粘り強い取り組みが続くように、ポジティブな言葉掛けを行います。

なぜなら、この講師は、あることを信じているからです。
「今、俺の向かいの席に座って勉強している中学生は、努力してもなかなか学力が伸びない。だが俺は信じている。『この生徒をなんとか良くしたい』という俺の思いと、同じ思いを持った大人が、高校生になったこの生徒の前に現れるだろうということを。その大人は、今の俺と同じように、この生徒の努力を尊び、応援をするだろう。この生徒を良くしたいという俺の思いは、見知らぬ誰かによって受け継がれる。

この生徒を良い方向に導こうとする大人達の思いのリレーによって、この生徒は価値のある人間へと成長していく。この生徒は、勉強を通じて努力することの意義を深く理解し、さまざまなことがらに粘り強く取り組むことのできる大人になる。仕事においては、この生徒がかつて中学生や高校生であったときに、周りの大人から受けた応援や導きを、自分の周りの人間に与えるようになる。周りの人間は、そんな彼、あるいは彼女を尊重も尊敬もする。」

城東進学会は、生徒の学力を伸ばすことの目的と、生徒がたゆまず努力することができる人間になることの目的の2つを、指導の理念といたしております。