スタディサプリを利用した家庭学習の勧め

スタディサプリの特徴

城東進学会では「スタディサプリ」という映像授業コンテンツを利用した家庭学習を生徒達に薦めています。
スイタディサプリがどんな教育サービスなのかを知らない人も多いと思うので、初めにスタディサプリの内容について説明します。

スタディサプリの内容

インターネットで映像授業を配信

講師(教師)が黒板を使って授業を行う様子を動画で撮影し、その動画をインターネットで配信します。生徒は、パソコンやスマートフォンやタブレットで授業の動画をいつでも好きなときに見ることができます。

運営は株式会社リクルート

スタディサプリを運営しているのは、株式会社リクルートです。求人広告、人材派遣、人材紹介、販売促進といったサービス事業を展開する大規模企業です。

対象学年は小学4年生から高校3年生、講座はレベル別で構成

配信される映像授業は、小学4年生から高校3年生までです。各学年の授業講座は次の表の通りです。

小学生講座
(小4~小6)
基礎講座(学校の授業の予習復習・苦手科目の克服)
応用講座(中学受験準備・得意分野を伸ばす)
中学生講座基礎講座(定期テスト対策・苦手科目の克服)
応用講座(高校受験準備・得意分野を伸ばす)
定期テスト対策講座
高校受験対策講座
高校生講座

(主に高1・高2)

通年・科目別講座(4つのレベル別講座になっています)
・トップレベル (最難関国公立、最難関私立大学)
・ハイレベル (難関国公立、難関私立大学
・スタンダードレベル (一般的な国公立、私立大学)
・ベーシックレベル (教科書レベルの基礎項目)
大学受験講座通年・科目別講座(3つのレベル別講座になっています)
・トップレベル (最難関国公立、最難関私立大学)
・ハイレベル (難関国公立、難関私立大学)
・スタンダードレベル (一般的な国公立、私立大学)
志望校対策講座
センター試験対策講座
AO・推薦対策講座

映像授業のためのテキストを用意

映像授業のためのテキストが用意されています。テキストの内容は映像授業に沿ったものです。テキストの内容を理解し、テキストに載っている問題を解きながら映像授業をみていきます。テキストの入手の仕方は2種類です。1つは、PDFファイル形式でネットに用意されているものを無料でダウンロードする方法です。もう1つは、本になっているものを購入する方法です。本ですと1冊1200円(税込・送料込)になります。購入する場合は、スタディサプリの公式サイトから注文します。
まえもって、PDFファイルを無料でダウンロードし、ページ数が少ないならば、自分で印刷し、ページ数が多い場合は、本を注文するとよいでしょう。

毎月の利用料金が980円

スタディサプリが最も支持されているのは、映像授業の質が高いにもかかわらず、料金がきわめて安いことです。小学4年生から高校3年生までのすべての映像授業、授業本数にして約4万本が、980円で見放題になります。また、何度でも繰り返してみることができます。たとえば、中学1年生が、中学2年生や中学3年生の数学の先取り学習をしたり、中学3年生が、英検2級を狙って、高校生の英語の勉強をすることも、980円の支払いのみで行うことができます。ちなみに、スタディサプリは、英検対策講座も開設していますが、こちらは別料金となります。

優秀な講師を起用しているので授業の質が高い

スタディサプリは講師の数は少ないのですが、その代わり、塾や予備校で長年にわたって活躍してきた一線級の講師を起用しています。

親が子どもの学習状況を管理することができる

親は、子どもがどの動画授業を見て勉強したのかを確認することができます。具体的には、何曜日に何分間、どの映像授業を見たのかを確認することができます。それぞれの映像授業の最後には確認テストが必ずありますが、その確認テストの正答率もチェックすることができます。

スタディサプリの利用の実例

次に、スタディサプリの利用の実例について述べます。
スタディサプリは、一般の家庭が多く利用しているのですが、高校単位でスタディサプリを利用していたりもします。2016年のときには、スタディサプリを導入している高校が全国でおよそ700校でした。2018年には2000校まで増加しています。良さが支持され、浸透してきたのでしょう。小中学校のスタディサプリについては、18の自治体が導入しています。2017年9月からは、東京の渋谷区立小中学校がスタディサプリを導入し、全児童・生徒約8000人が利用を開始しています。
利用している生徒数については、2018年の時点で、小学生から高校生までで55万人、そのうち高校生が28万人となっています。

スタディサプリの欠点

次に、スタディサプリの欠点について述べます。欠点はいくつかありますが、それらの欠点の中には、スタディサプリというより映像授業全般についていえる欠点もあります。
スタディサプリの欠点を知れば、利用に際してどんな点を注意すれば、スタディサプリの学習で高い効果が得られるのかがみえてきます。

講師に質問をすることができない

映像授業を見ていて分からないところがあっても、講師に質問をすることができません。

問題演習が不足する

スタディサプリの映像授業を見るだけでは、学力は伸びません。映像授業をみて学習内容や問題の解き方を理解したあと、自分で問題を解くことで、初めて学力が伸びます。自分で解く問題は、どの程度の量が望ましいかは、個人差があって一概には言えません。おおよそ、「できるようになった」と手応えを感じるぐらいの量です。

さぼりがちになる

いつでも好きな時に映像授業を見ることができるので、その分だけ「あとでやろう」「そのうちまとめてやろう」という気持ちになりがちです。

アプリゲームやネットサーフィンに脱線しがちになる

これが一番の欠点です。スマートフォンやタブレットを使って映像授業を見る場合、LINEやアプリゲームやYouTubeの動画閲覧などに脱線しがちになります。パソコンで映像授業を見る場合も、YouTube動画やさまざまなサイトの閲覧に脱線しがちになります。学習意欲の高くない生徒の場合は特に脱線しがちになります。勉強するのが面倒なので、ついつい長い時間、スタディアプリ以外のことで時間を潰してしまいます。

スタディサプリの欠点の解決

スタディアプリの欠点を解決し、スタディサプリを上手に利用するための方法について述べます。

講師に質問することができない欠点を解決

塾の授業のときに講師に質問してくれれば、理解できるまで丁寧に教えます。

問題演習が不足する欠点を解決

スタディサプリの映像授業の理解が深まり、理解したことの実践力が身につくような演習問題を塾が用意します。

さぼりがちになる欠点の解決

スタディサプリの管理機能を利用して、子どもの学習の進捗状況を親が管理できます。親が仕事などで忙しいときには、塾が代わって管理します。

アプリゲームやネットサーフィンに脱線しがちになる欠点の解決

これは方法が2つあります。1つはめの解決方法は、スタディサプリの映像授業を見ての勉強は、勉強部屋で行わず、親がいるリビングルームで行うというものです。もう1つは、安価なタブレットを購入し、そのタブレットはスタディサプリ専用にすることです。どんなアプリもブラウザもタブレットに置かないようにします。

映像授業の視聴はタブレッドがお薦め

スタディサプリの映像授業は、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも視聴できますが、タブレットがお薦めです。なぜスマートフォンがよくないかというと、スマートフォンの画面が小さいために、映像の黒板の字が小さくて見えづらいことがあるためです。パソコンの場合は、パソコンを起動させるのに時間がかかり、映像授業の視聴が手軽に始められないためです。

スタディサプリを利用した家庭学習について興味がある、あるいは、スタディサプリを利用して家庭学習を行いたいので、子どもの学習管理を塾でやってほしい、スタディサプリの学習のアシストを塾でやってほしいという場合は、ご連絡ください。お子様を通してでもかまいません。

スタディサプリの公式サイト